本の生る森

読書記録と備忘録、感想文なんかを書き連ねていく、読書ノートです。

本日公開! 映画「銀魂2 掟は破るためにある」を見てきました。

 

実写版第二段!「銀魂2 掟は破るためにある」の感想、魅力を書いてみた。

 

 こんにちは、あいくろです。

 

 「本の生る森」というこのブログを開設して数日。自己紹介も書いたしさて何を書こうかと悩んでおりました。

 が……本日、友人からの思わぬお誘いで 映画「銀魂2 掟は破るためにある」を見に行くことになりました!

 なので、本日はこちらの映画の感想を書いていこうかと思います。

 

 ※注意!

 当記事はネタバレがごりごりに盛り付けられた内容になります。

 ネタバレがいやだという方は、閲覧を控えていただきたく思います。

 

 

映画のあらすじ

 

 

 時は幕末――。

 

 地球人と宇宙人・天人(あまんど)が共に暮らす江戸・かぶき町。

 仕事が無く金欠の〈万事屋(何でも屋)〉メンバー=銀時(小栗旬)、新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)は、キャバクラに床屋とバイトを始めるが行く先々で将軍・徳川茂茂(勝地涼)に出くわしてしまい、打ち首覚悟で接待する羽目に――。

 

 その頃、真選組始まって以来の大事件が勃発!

 

 局長・近藤勲中村勘九郎)の暗殺計画が企てられ、副長・土方十四郎柳楽優弥)は第2の人格=ヘタレオタク“トッシー”に体を乗っ取られ真選組を追われてしまう。

 犬猿の仲の銀時に頭を下げて助けを求める土方だが、裏では銀時の因縁の相手・高杉晋助堂本剛)率いる鬼兵隊が将軍・徳川茂茂の命を狙い、幕府の転覆を企んでいた。

 

 果たして、銀時は、江戸の町を守れるのか――!?(HPより抜粋)

 

映画で出てきたお話って? 原作とどう違うの?

 今回の映画の中で取り上げられたのは

  • 「128訓・運に身分は関係ない」単行本15巻。通称キャバクラ回
  • 「232訓・髪切りながら交わされる美容師との会話は世界で一番どうでもいい」単行本27巻
  • 真選組動乱篇」単行本19~20巻
  • 「168訓・何事もノリとタイミング」単行本20巻

以上のお話です。私が確認し切れなかっただけで、もしかしたらもう少しあったりしたのかな?

 もし「ここ抜けてるよ!」っていうものがあったらこっそり教えてください。

 

 こうして並べてみると、約2時間の中に結構詰め込まれていますね!

 そのせいもあるのか、メインである動乱編の内容はちょこちょこ削られてたり、設定が変わっていたりするところがありました。

 

 一番わかりやすいのは、柳楽優弥さん演じる「土方十四郎」がヘタレオタクになる原因が、妖刀ではなく「天人が開発したマイクロチップ」になっていたところでしょうか。

 

 個人的な感想ですが、ここの変更がとても残念でした。ヘタレトッシーのあれそれは妖刀のままでいてほしかった……。

 近藤さんを救出しに行った際、土方さんが自分の中のヘタレオタクを振り切り、刀を抜くというシーンがあります。今回の映画では、そこのシーンも描かれていました。

 とても原作に忠実に再現してくれていたとは思いますが、だからこそ妖刀のままでいてほしかったです。妖刀云々の前提がないから、なんであそこで刀を頑張って抜いたのかがわからなかった……。

 

 もう1つ大きな変更点は、小栗旬演じる「坂田銀時」と窪田正孝演じる「河上万斉」の戦闘シーンです。

 原作で銀さんは、近藤さんが乗った列車を追いかけていった先で万斉と戦っていました。ですが映画本編では、近藤さん暗殺の裏で鬼兵隊による「将軍暗殺」も行われようとしています。

 こういった理由があったので万斉は近藤さんたちを追わず江戸に残りましたし、将軍が狙われていることを知った銀さんは一人江戸に戻りました。

 なので二人の戦いの場は、将軍が住まう江戸城の裏手の広場?となっております。

 

 こちらの変更に関しては、特に不満はありませんでした。

 それよりも2人のアクションシーンがすごすぎて、不満を感じる暇がなかったというほうが正しいのかもしれません。(笑)

 

今回もまたやらかしまくり!私が気付いた危ない(笑)ネタ

 

 銀魂といえばメタネタ。銀魂といえばピー音。銀魂といえばモザイク。

 

 前回もなかなか盛り込まれていましたが、今回もがっつりはいってました!(笑)

 

 覚えているのはこの3つですね……もっとあった気がするけど思い出せない、悔しい!

 ちなみに一番笑ったのは猫バスでした。

 江戸に戻りたいけど結構離れてるよ! どうすんの!といった銀さんを、源外の爺さんが猫バスで迎えに来たのです。

 源外の爺さんいわく、「猫バス違う! アライグマじゃ! リンゴ洗ってるじゃろうが!」らしいです。あれは笑った。

 

万斉の再現度がすごい! アクションもやばい!

 

 なんとも語彙力が溶けているタイトルですね(笑)

 いやでも本当、すごかったんです。

 

 まず、万斉の完成度がすばらしすぎてびっくりしました。髪の感じや雰囲気、服のデザインから三味線の仕込み刀まで! 

 私の頭の中の万斉とイメージがぴったり当てはまりすぎて、思わず声を上げてしまいました。周りに人がいなくてよかった……。

 

 

 戦闘でのアクションも最高でした!

 

 近藤さんを助け出した後、吉沢亮演じる「沖田総悟」は、1人で戦うことになります。狭い列車の中で、敵側の隊士に大勢囲まれながら1人きりで。

  原作をお読みの方なら、ここまで書いたらわかりますよね!(笑)

 

 多勢に無勢、かつての仲間たちに刃を向けられながら。沖田は動じず、最後の教えと言って彼らに言葉を投げかけます。

 

 真選組1番隊隊長として……てめーらに最後の教えを授けてやらァ。

 圧倒的に力の差がある敵を前にした時、その実力差を覆すには数に頼るのが1番。

 呼吸を合わせろ。

 心体ともに気を練り、最も充実した瞬間

 

 一斉に斬りかかれ! 

そして……「死んじまいなァ」

 

 この「一斉に斬りかかれ!」の直後、敵の隊士たちは声を上げて沖田の言った通り一斉に斬りかかります。

  その直後、沖田が動いた瞬間。列車の壁や座席には敵の血が飛び散り、隊士たちは沈み、返り血を浴びた沖田が頬についた血を舐めながら……。

 

 もう、ここのシーンが本当に素敵過ぎて、また声を上げてしまいました。

 

 その後沖田は残った敵たちを1人で斬り倒していきますが、数が多くてこずっていたところへ、橋本環奈演じる「神楽」が手助けにきます。

 軽口を叩きながら、時に神楽が放り投げた座席を沖田が斬りながら(笑)2人は列車の中で敵を倒していきます。

 沖田の殺陣と神楽のアクション、1つ1つの動きが力強くて見惚れてしまいます。

 

 そして、万斉の戦闘シーンも最高です! 特に万斉のアクションがかっこよくてかっこよくて……。

 まず万斉は、将軍暗殺の命を果たすべく江戸城へ侵入し、立ちふさがる忍たちを切り伏せていきます。

 そのときの万斉の動きが、身軽でありながら1つ1つ重さを感じさせるもので、本当にすごかったです。

 壁を蹴りバク転しながら忍の攻撃を避けたり、武器である紐を操り忍の動きを封じたり……。

 ブレイクダンスのようにぐるぐる舞いながら、紐から手足からを使い身軽に敵を倒していく。それが本当にかっこよすぎて、何回も声を上げてしまいました。周りにいた方、うるさくしてしまってごめんなさい……。

 

さいごに

 

 ここまで「銀魂2 掟は破るためにある」の感想や魅力を、私なりに書いてきました。

 こうして書き出してみて思うのは、「前回が最高だったから期待値があがりすぎていたのかな?」ということです。

 

 私は前回の「紅桜篇」を見に行きました。その時は本当に面白くて、映画館でおなかを抱えて笑っていた覚えがあります。

 なので、無意識にハードルがあがっていたのかなーと思います。

 

 ネタが満載で確かに面白かったけど、ストーリーの構成や演出? など、違和感を感じるところや不満なところはちょこちょこありました。

 

 すごく面白かったかといえばそうでもなく、駄作だともいえないような。

 少しもやもやしたものは残りましたが、まぁまぁ良い映画だったな、というのが私個人の感想です。2回目はいらないかな。

 

 一緒に見に行った友達は「原作の雰囲気をすごく大事にしていてよかった!」と言っていたので、そこはやはり人によって違いますね。

 

 

 原作を知っている方も、「紅桜篇」しか見ていない方も、もちろん好きな俳優目当てという方も。

 やはり見てみないことにはわからないので、一回見に行ってみることをおすすめします!

 

 以上! ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

 

銀魂2をみてアニメに興味が湧いた」「前回の紅桜篇を見てから映画にいきたい!」という方はU-NEXTというサイトがおすすめです。

 

 まずは31日間無料で映画を見られるトライアルで、お試ししてみたらいかがでしょう?

 詳しくはこちら↓